無垢なるエルフは執着王に手折られる (アスタリスク・ポミエ文庫) Kindle版 楠田 雅紀 (著), 緒田 涼歌 (イラスト)
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無垢なるエルフは執着王に手折られる (アスタリスク・ポミエ文庫) Kindle版
楠田 雅紀 (著), 緒田 涼歌 (イラスト)
内容
「愛とは、高尚な存在に捧げられる、美しい感情のことばかりをいうのではないよ」
―孤独な王とひとりぼっちになったエルフの、憎しみと激しい愛の物語―
賊によって村を焼かれ、ひとりぼっちになった美しいエルフのリーアム。
偶然近くを通りかかった若き国王・アルヴァーに助けられ、リーアムはアルヴァーの城で暮らし始める。
しかし、なぜ自分一人が生き残ったのかと嘆き悲しむ日々を過ごす。
「わたしを喜ばせるために……あなたは生き残ったのだと、考えてはくれませんか」
そう言ってアルヴァーはリーアムをやさしく包み込む。
“なぜ自分ひとりが生き残ってしまったのか…”
葛藤するリーアムの心の中に芽生えたのは仇を討ちたいという復讐心だった。
だが、聖なるエルフのままでは人を傷つけるための剣さえ持つことができない。
そこでリーアムはエルフであることをやめる決意をしてアルヴァーに自分を抱いて穢すように頼み込むが…
感想
なんか アルヴァーは 確かにね 国民にとっては
素晴らしい王なんだろうけれど かなりヤバい奴な
のでは^^;
ちょっと普通じゃない・・のは 子供の時の酷い体験
だよね。
ここまでされたら 復讐心に燃えるかもしれない。
たった10歳か そこらでもね。
まあ これも運命なんだよねえ・・。
あのまま アルヴァーが 死んだら 当然 終わりな
んだけど たまたま エルフが見つけて 子供だから
と 可哀そうにと 助けてやった。
助けても それがリーアムじゃなかったら ここまで
アルヴァーが 執着しなかったかもしれない。
難しいよねえ・・いずれにしても 目的のためには
手段を選ばない 怖ろしい王であることは確かで
国民にとり 頼もしいけれど 周囲の国にとり脅威
だよね。
リーアムは エルフだから 人を疑うことも 殺すこ
ともないから 清らか過ぎて すぐ騙されちゃうんだ
なあ・・。
アルヴァーは 殺されそうになってから ずっと あ
る意味 心が病んでいて 壊れそうになっていたか
ら 支えはリーアムだけ だったのね。
これから先 どうなるのかなあ・・リーアムが 壊れ
ないといいけど。